さて本日までの出張日程で、きのうは兵庫県をぐるっと回ってきました。
1日目は京都市内をあちこち巡って、きのうは兵庫県内行脚。
兵庫県は北は寒冷で雪も積もっていた日本海に面する地域もあり、
一方で淡路島のように温暖な地域もある。
はじめて日本海側まで走ってみて、その気候多様性に驚きました。
まぁきのうは淡路島には行きませんでしたが・・・。
レンタカーで走破した距離はおおむね400km超というもの。
さすがにやや運転疲れも感じられていました。
本日は京都市内から大阪市内を巡って、午後、関空から帰還の予定。
本年最終の出張日程もどうやらメドが立ってきた次第。
で、昨日は梅田・曾根崎町にて会食であります。
大阪に来ても、だいたいミナミの方に行くことが多かったので、
この曾根崎町ははじめての探訪でありました。
御堂筋から教えられるままに、「お初天神通」を散策。
なにやら、艶っぽい名前の通りでありますが、
近松門左衛門・曽根崎心中の題材になった心中事件の舞台ということ。
そういうことは初めて知った。
人間いくつになっても、知らないことだらけであります。
わたしは、毎日のように北海道神宮にお詣りする習慣もあるので、
せっかくということでお詣りしてまいりました。
恋人たちの聖地とかいう謳い文句で、
中高年おじさんとしてはやや気後れもしながらも
民俗探訪と楽しませてもらいました。
こういう商魂のたくましい神さまはまことに大阪らしい。
でもまぁ、東京新橋の神社でも「あめのうずめの命」が祭神になっているし、
曽根崎心中という事件の舞台になったという故事も
それを商機と捉えた大阪人の気っ風もよくわかりますね。
夜の時間帯でしたが、そんな時間にも若い娘さんたちが詣っていた。
で、食事後、立ち寄った「正調・スナック」で「えびす」さんの縁起物も発見。
わたしなど、七福神といわれてもなんのことやらと、
どんな神さまたちか、たぶん北海道には上陸されなかったように思う次第(笑)。
ちなみに、恵比須(えびす)・大黒・毘沙門(びしゃもん)・弁天・福禄寿(ふくろくじゅ)
・寿老人・布袋(ほてい)の総称なんだそうで、
わたしが知らないだけで、北海道にも来られているのかも知れません(笑)。
でもそういう神さまへの信仰が現実に根付いている様子は
さすがに文化の底の厚さかと、酒の酔いとともに感じ入りました。
さて、本日帰還後はいよいよ、ことしも最終週の追い込みであります。
あと十数日しか残っていませんが、まだまだやること山積。
しっかり片付けていきたいと思います。
Posted on 12月 20th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 日本社会・文化研究
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